平光源(たいらこうげん)
■プロフィール
1972年山形県生まれ。
中学生の時に、校内暴力の激しかった中学の生徒会長となり、過度のストレスから過敏性腸症候群となる。
高校入学直後に父の胃癌が分かり、父の赴任先での母の看病生活がスタート。慣れない一人暮らしで不登校状態となり、成績が急降下し、そのまま浪人生活に突入。2浪目の夏に原因不明の咳に悩まされ、5軒の内科を受診するも異常なしと言われ、医療に対する不信が芽生える。3浪決定時にうつ病になるも、ディールカーネギーの「道は開ける」という本に出会い、鬱を克服し秋田大学医学部に合格。
合格後、咳がすぐに治り、心から病気がやってきているのではという思いが確信に変わり、心身医学研究会に入部し、部長として心と体の相互作用を研究し、卒業後は精神科医となる。
その後、様々な病院での治療経験を経て、診療部長を任せられるも、このままで人生が終わっていいのかと漠然と疑問を感じていた平成23年3月11日、東日本大震災に遭遇し、石巻で2年間、被災者の治療にあたる。被災した時に「いつ死ぬかわからないなら自分のやりたい医療をやってみよう」と開業を決意し、平成25年3月に「卒病できる」精神科クリニックを開設。
1日50人、年に延べ約1万人のカウンセリングを行い、病気を作っているのは、「その人の観念」であり、そのことによって、その人の「頭」と「心」と「体」のバランスが崩れたときに病気が起こることを確信。独自の治療法を確立し、パニック障害など、完治しにくい患者さんをクリニックから卒業させることに成功。評判が評判を呼び、予約の取れないクリニックの院長として、日々患者さんの治療に携わっている。
2021年4月コロナ禍で思うように仕事が出来ず、芸能人の自殺が後を絶たない状態で、「生きづらい世を渡るためのお守り本」として「あなたが死にたいのは、死ぬほど頑張って生きているから」(サンマーク出版)を発刊。2022年の台湾版発売後にも、タイ版、中国本土版の発売が決定している。
【資格】
精神保健指定医
精神科専門医
医師会公認産業医
いのちの電話相談医
支援学校学校医
老健施設往診医
障碍者相談支援事業所相談医
就労移行支援事業所相談医
傾聴の会顧問